カスタムフェアの東京会場は、6月13日(金)から15日(日)までの3日間、池袋サンシャインシティのワールドインポートマート展示ホールAで開催されました。13日初日は15時開場で、まずK2のブースにお邪魔しました。ここ数年の間にスキーブーツはバックルタイプからBOAシステムへ移行し、今季はロアシェルだけではなくアッパーシェルもBOAで締めることができるモデルが登場しました。包み込むようなホールド感はバックルでは味わえない感覚で、ぜひお店で試着してみたもらいたいものです。私はK2の新商品Cortex Zonal 140 BOAを履いてみましたが、圧雪バーンのコンペティションでも問題なく使える高いレベルでの完成度に感心させられました。そのあと、皆さんご存じでしょうか、通算でオリンピックにおける大回転の金メダル、ワールドカップ大回転の24勝、世界選手権大回転の3回の優勝、5回のワールドカップタイトルを獲得したテッド・リゲティはあまりにも有名ですが、彼が共同創業者兼会長として製品化しているのが「SHRED(シュレッド)」のゴーグルとヘルメットです。このゴーグルが CONTRAST BOOSTING LENSというコントラストを向上させるレンズを使っているので、SHREDのブースで話を聞いてきました。それに皮を使っているが柔らかくストックになじみやすいものにHESTRAやSWANYのグローブは良かったです。ウェアはどのメーカーも高騰してきていますが、Peak Performanceの中綿入りのモデルや、よりコスパが良かったのは、ONYONEのCOMBAT TOUGHのJACKETとPANTSでした。レイヤリングして着るには最高のウェアといえそうです。体形でサイズが選びにくいときは、ZUICAのウェアが最適で、売れ行きも上々だったようです。彼に伴い、体力も落ちてきますので、できるだけ使うアイテムは軽量なものを選ぶことをお勧めします。板もセンター幅を広げれば、プレートがなくてもカービングが楽しめます。軽いものでは2.6kg程度まで軽くできます。スキーブーツも1.7kgの軽いブーツが出ています。体下重量が片足1.5㎏、両足で3kg減量できれば、かなり楽にスキーができるようになります。ぜひお店で試乗して体験してみてください。
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