北海道大雪山スキー

By vesta, 2025/03/15

私は実家の介護問題が一段落したので、3月12日から15日までの3泊4日、単独で北海道へ行ってきました。残念ながら旭川の便が取れなかったので、新千歳空港から旭川まで車で移動し、今回は大雪山の黒岳と旭岳に行くことにしました。旭川についたのはお昼前でしたが、比較的近いキャンモアスキービレッジで足慣らしをしました。時期が時期だけに雪面は湿雪でしたが、問題なく滑れました。今回のベースキャンプは旭川市にある星野リゾートのOMO7で、ここをベースに動くことにしました。専用の乾燥室やチューンナップ・ブースが用意してあり、スキーヤーのことを考えてか、朝食は6時からオープンなので、周辺のスキー場へ朝一番で移動できるのが強みです。宿泊は朝食だけ付けて、夕食は周辺の飲食街で済ませるのが良いでしょう。13日は朝から小雨が降り心配していましたが、層雲峡に入ると雨は土砂降りに、ロープウェイ乗り場近くになるとひょうから雪に変わってシンシン降り始めていました。ロープウェイ乗り場前の駐車場に着いたのが8時45分で、気温は0度、雨から雪に変わったのでウェアを着替え、窓口でロープウェイとリフト券セット(4,300円)を購入して9時のロープウェイで上がりました。平日だったので乗車は私を含めて4名でした。5合目に着くと外は雪が降っていて、リフト運行時間最初に乗り込むことができました。積雪は新雪が15㎝程度でしたが、1,100mのペアリフトに沿って3コースすべてファーストトラックすることができました。朝方は視界も悪く雪が降っていたのですが、10時を過ぎるころから日が出てきてコースが見えるようになり、極上の雪をすべることができました。お昼前から風が強くなり、ロープウェイも運休する可能性が出てきたので、早めに降りて帰ってきました。前日から風が強くなると予報はされていましたが、旭岳の情報が掲示されていなかったので、とりあえず、旭岳スキー場まで上がってみました。山麓駅付近の雪はトップシーズン並みのパウダーでしたが、3時間待っても風が止まず、この日は諦めて帰ってきました。最終日に再度チャレンジし、朝一番でチケット売り場に並んで待つことにしました。9時30分頃、運行開始の合図があり、私は最初の9時40分のロープウェイで上がることができましたが、山頂の気温は‐10度で視界不良でした。上部エリアは、強風と低温で硬くなったシュカルブが発生し、視界不良だったので、スキーに突き刺さったり、突然数十センチの段差に落ちたり、樹林帯に入るまでは地形が見えず降りるのに苦労しました。樹林帯に入ると膝上のパウダーを滑ることができました。BコースからDコースの連絡路に降りられたので、無事に山麓駅まで戻れました。2本目は一般のAコースから入りました。3本目はAコースとBコースの木の間を縫いながら、腰付近までのパウダーを何回も滑り、連絡路に出て来れました。最高のパウダーを楽しませてもらいました。旭岳ロープウェイスキー場は連絡路にはピステンが入りますが、それ以外は自然のままで通常のスキー場ではなく、いわゆる天然の山です。ベースはバックカントリーのためのスキーエリアとでも言いましょうか。コースのない山の中を滑るわけですから、滑るコースをかなり熟知していないと遭難してしまいそうです。それに独りで言ってはダメですね。今回は運が良かったんだと思いますが、BC用の装備をもってエリア内を滑らないと危険ですね。

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